私が日々意識する地球環境問題対策への取り組み‐『母なる大地、地球』

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 日本には、四季折々の美しき風景があり、春には桜を始め、椿や桃の花が色艶やかに私達の目を楽しませてくれています。

 そして、新緑の若葉で、次第に山全体が緑に染まります。空のブルー、緑の山によって、自然の風景画が出来ます。夏には太陽の光をエネルギーとして秋の収穫を迎え、冬には春の準備の為の根造をいたします。ですが、美しき自然も変化しつつあります。

 私達が子供の頃(五十年位前)は、屋根には氷柱が垂れ下り、堀には1センチ位の氷が張っていました。ところが最近ではそれほどの冷え込みは少なく、年とともに段々と温暖化が進み、地球に異変が起きているとマスコミでも報道され、私もそのように思います。

 自動車の排気ガスや工場の煤煙などによるダイオキシンで、オゾン層の破壊による皮膚ガンが発生したり、南極・北極の氷が溶け、海面の水位上昇や海水の温度上昇にともなう大雨や旱魃が起こったり、全体に降らなければいけない雨が、一カ所に降って洪水になると報じられています。

 地球は、私たち人類に警告を鳴らし続けています。今こそ、自然の美しさ、仕組み(ローテーション)のお恵みに感謝させていただきながら、自分の周りから、自分に出来ることから、地球環境を守っていきたいものです。

 例えば買物は買物袋を持って行く。生ゴミは肥料に還してやる。風呂の水は洗濯に使う。リサイクル出来るものはアイデアで再利用する。必要以外は車に乗らない。近くは自転車か歩くことにするなど、工夫の余地はたくさんあると思います。

 とかく今の世相は、自分主義、家族主義、国家主義のようで、自分のことばかり考えることが多いようです。

 バイオ燃料が地球環境に良いというだけで、森林を破壊したり、高値を得るために穀物を植え変えたり、ただ安いというだけで、地球の裏側から大型船を使い、ダイオキシンをまきながら生鮮食品を輸入しています。

 自然に分け隔てはありません。皆同じように、太陽の光・水・空気の恵みを受けているのですから、地球全体の役割を考えながら協力していくこと、助け合っていくことが大切なのではないでしょうか。

執筆者:竹内さん


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