Podcast: Play in new window | Download
小学校では3月になると、6年間の学業を終えた子供たちを送り出す卒業式があり、4月になればまた新しいランドセルを背負った初々しい1年生の姿が見受けられるようになります。
そのランドセルには、親たちの思いや子供たちの夢と希望がいっぱいに詰められています。
希望に満ちた子供たちは、同級生とのふれあいを通じて、感受性豊かな心を育んでいきます。そして成長と共に、だんだんと「自分は〇〇になりたい」と自分の将来像を思い描くようになっていくのです。
我が子が思い描いている夢を知っていますか。その夢を共有し、実現させるための課題を一緒に考え、夢の課題を自分の力でクリアさせていくためのアドバイスは、子供が大きく夢を膨らませていく鍵のように思います。
フィギアスケートの浅田真央選手は5歳のときに、姉の舞さんと共にフィギアスケートクラブに入会しました。その後、オリンピックのメダリスト「伊藤みどり家タラ・リピンスキー(米国)」憧れ「メダリストのように、氷上で舞いたい」という夢を抱くようになったのです。
その娘たちの夢を見守る母親の匡子さんは、早くに両親を亡くしており、残された姉と2人で苦労してきました。
その分、匡子さんは「自分の娘たちには好きなことをやらせたい」という親心でいっぱいだったのです。
娘たちに対して「世の中には、自分の好きなことを出来る子ばかりじゃない。
家庭の事情から自分の好きなことができない子も、病気やケガで思うように動けない子もいる。
だからスケートができることを当たり前に思ってはいけない…」と戒め、激しい練習に挫けそうになると厳しく叱咤激励の言葉を出すこともあったといいます。
そうした親の愛を汲みながら練習に励んだ浅田真央選手は、小学6年生のときにはフィギアスケートの「天才少女」と呼ばれるようになったのです。
そして2010年のカナダでの冬季オリンピックでメダリストとなり、親子の夢を一歩実現させたのです。
ここまで成し遂げることができたのも、匡子さんの「娘たちの夢を実現させてやりたいーー」という親心があればこそだったのではないでしょうか。
すばらしい言葉に出会いました。
愛してくれる人が居るとは、何と素晴らしい事でしょう。
愛の溶け込んだ言葉は心に宿り、空気と混ざり合い、世界に広がってゆきます。
あなたの笑顔も涙も全て人生の証。
忘れる事ができないあなたではなく、一生忘れることのないあなたへーー。
(引用元:”Happy one 3″ vol.331 P66-67,執筆者:T・I)
(Picture from freeimages.com)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。