落ち込んだり、体もダルかったり…。何かと弱気になってしまう日々が続いていた。
そんな時、ふと、光をまとって私を包み込むかのような言葉が、降りてくる気配を感じたのだ。
引用は「素敵に老いゆく」という題の本。著者は、清川妙さんである。
「もう歳ですから」とか「今更ね」とかの言葉の下に続くのは「できません」とか「とても無理です」と言うような、ネガティブな言葉である、と。
私もつい、こうした思考になってしまう日々があった。
「もう」とか「とても」の言葉のもつ魔術に引っかかってしまうのである。安易の方に流れたら、
それゃ楽ですもの。
しかし、その方に流れたら、決して日常は光らないし、輝かないのは自分がよく知っている。
だからこそ、悩むのである。上がったり下がったりする私なのだった。
清川さんの本の続きを読んでいくと「大草原の小さな家」の作家、ローラは、なんと、この物語を63歳で書いたとある。私より10歳近くお姉さんの頃ということになる。
なるほど、それで遅すぎる出発はないと言うフレーズになるのだった。
何かをやりたいと思ったら、その時が始める時なのだろう。
あきらめず継続することが才能の1つだとも言える。
歳を言い訳にして、やらないと言う程度なら、それは、本当はそれほどやりたいと言うことではないということだろう。
『遅すぎる出発はない!』
この言葉は、心の中で今日もリフレインしている。
自称アマチュア詩人の私、節々が痛いやら、肩こりでスランプと、言い訳していたが、これらの感情は、もうシャットダウンである。
やりたい時がやってる時。そう自分を励まして、今日も布団から起き上がろう。
『遅すぎる出発はない!』
これが、今の私の心の支えになっている。
朝の起床時に五回、床に入る前に五回。
声に出して唱えて、後ろ向きにならないように、励まし、励まされている。
(引用元:Happy one 4 vol.344, 執筆者:R.Sさん)
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