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戦後生まれで贅沢な食生活でなくても健康なカラダに!私たちを支えてくれた「思い出の『母の味(おふくろの味)』」
今の時代は、春夏秋冬に関係なく食材があふれ、和洋中やイタリアン等々、食べたい物がいつでも家庭で食べられる時代です。
なんと幸福でありがたいことでしょうか。
私は戦後生まれで田舎育ちですから、野菜はいっぱいあったのですが、今ほど贅沢な食生活ではありませんでした。
でも、旬々の新鮮な野菜が食べられ、健康に育ったように思います。
例えば、トマトひとつにしても、トマト特有の青臭いような匂いがして瑞々しく、自然そのものの恵みがいっぱいで、味も一級品、すべての食材がそんなふうに美味しかったように思います。
それでも、野菜以外の食材を多く利用しての料理(いわゆるご馳走と言っていました)は、なにかの会合・盆・正月・お祭り等々、特別な日にしか作らなかったように思います。
私の心に、今でも懐かしく残っているのは、お祭りの後の茶碗蒸しです。
器も、近頃の倍ぐらいの大きな物でした。
お祭りには、茶碗蒸し・魚の煮付け・刺身・コンニャク・チクワ・角麩、蓮根・里芋の煮ころがし等々、大鍋でそれぞれに煮付け、鉢盛りにし、お客様を接待したものです。
お祭りの後にはたくさん残るので、それらの材料を利用して、カシワやギンナン等と共に茶碗蒸しを作るのです。
煮付けの材料を使うので、ちょっと甘く、しょう油の味もするのですが、母が必ずというほど作ってくれて、本当に美味しかったし、家族みんなにも大好評の一品でした。
いわゆる『おふくろの味』とでもいいましょうか😊
私が真似ても、なかなかその味は出せません。
たぶん母親の愛情いっぱいの、心のこもった味だったように思います。
今、私の作る料理に、主人はあまり文句は言いませんが、一番喜んで食してくれるのは豚汁です。
野菜をいっぱい入れて(特に里芋・牛蒡・きのこ類・大根等々を多く入れ)作るのです。
私は時々二、三日留守にしますから、赤味噌仕立てで少し薄めにしておくと、温め直せば味も濃くなり、濃くなった豚汁もなかなかのものです。
それと、色々な野菜が多く食べられ、身体にとってもヘルシー❗
この一品は健康の為にもおすすめです😄
それと作る時には、母のように真心をこめて作るということが一番だと、心がけています。
(引用元:HAPPY ONE Vol.266 P12-13, 執筆者: M・Kさん)
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