『健康と仲間』という人生の宝物 – 素晴らしき仲間と行く『ひと足早い春を求めて!』

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去年の年末、私が参加している「歩く会」の皆さんと、久住系にある三俣山に登りました。

大晦日前の三十日とはいえ、雲ひとつなくまた風もなく、登山日和のすばらしい天気がまるで私らを迎えてくれている様で、雪もまばらな山路を、皆さんの足音が雪を踏みしめる音以上に快く、最初から恵まれた一日でした。

この集まりの中に、昨年に定年退職された方が二名いらして、

 

「子供も正月には帰って来ないので、何処か騒がしくない所へ行きませんか❓」

 

の言葉が、この登山の機会に繋がりました。

そして、定年前までに低い山は登ったが、少し高い山は初めてということもあり、リーダー的な方の提案で、この三俣山に決まりました。

その山登りは、奥様たちは登っているのに自分らはまだという事もあって、日頃の夫婦への慰労も兼ねての小さな日帰り旅行となりました。

周りが山に囲まれた雄大な久住系の自然の中とはいえ、街で見ることのない木々は、既に春の準備のように小さな芽をつけていましたし、渓流沿いには、草の芽の枯れていないものがちらほらとあり、普通なら雪で埋もれている所に元気な姿を見せてくれているようで、歩きながら勇気をもらっていう様に感じました

会社勤めの頃の動きと違って、初めての方にとってはきついものがあったようですが、私らの、慌てない・急がないのペースが守られ、幾度ともなく休息を取りながらでした

しかし、急な坂道でも、

 

「あとすこしよ!」
「見て、これがミヤマキリシマよ」
「今日は私があなたよりリーダーだから」
「日頃のあの声はどうしたのよ」

 

などの言葉も入り混じりながらの声のかけ合いもあって、どうにか山頂へと辿り着くことができました。

何度か登った方からは、時間的には一時間以上余計に経っているとは言われましたが、それを気にする仲間じゃありません^^

思い思いに山頂でくつろがれる方、山登りが初めての方等は、奥さんと何度も写真を撮られ、それを子供たちに送るんだとはしゃいでいる顔が、雲ひとつない太陽の光を受けながら、なんともいえない美顔でした。

天気が良かった事もあってか、山頂の周りの草や木々は、小さいながらも所狭しと繁っているのを見ることができたのですが、やはり、自然の力の強さはいつもながら感心させられます。

 

(自然って、やはり素晴らしい!!)

 

たとえそれがいかなる場所とはいえ、彼らは四季の巡りを必ず迎えることを知っています。

それが今年の様に雪が少ない時も大雪の時も、負けることもなく命をつないでいます。

私はこの集まりに参加させてもらっている事を、いつもながら感謝しています。

それは『慌てない、急がない登山』が、この様な巡って来る自然の良さを見る時間を与えてくれるからー。

忙しく登るや歩いて登る人々など色々な方がいらっしゃると思いますが、今回のような、日帰りながらののんびり登山、日頃の時間を忘れる様な自分にひたる事の出来る登山もまた、四季の良さを目に焼き付けることも出来るので、年をとっていくたびに良いものだと感じています^^

もう振り返る様な過去の時間はないのですから、今いる時間を楽しまなくてはと、いつもながら、私を導いてくれた “あの” 御婦人の声には頭が下がります。

 

雄大な山並みを見ながら、

「ミヤマキリシマが咲く頃にまた来ましょう!!」

 

その言葉を最後に、名残り惜しみながら下山しました。

そこには満足があり、沈む太陽を見ながら登山口ヘと下山しましたが、記念に残る、一足早い新年の早春を思いださせるひと時でした。

久しぶりに踏んだ大きな霜柱、ああ来て知る自然の良さ、行かなければ感じられないとは、このことかもしれません。

そして、そんな仲間も帰り道の汽車の中では皆さん居眠り…😪zZZ

いつもワクワクとエネルギッシュにあふれている「歩く会」の皆さん、

おそらく、あの時のみんなは、夢の中では早々と『きたる未来に向かって』もう、雪解けの早春を迎えていたかもしれません^^

 

また、今日も明るいあしたに向かって歩んでいきます〜

(引用元:HAPPY ONE Vol.271 P14-16, 執筆者:K・Oさん)


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